花

今日は天気もいいので、自転車で近くの湖に行ってきました。
Two Jack Lake。

友達に借りた自転車。
折りたたみ式なのに、ギア18段。いい走りを見せています。

やっぱり自分の力で移動するっていうのが好きだなあ。
歩いたり、滑ったり、漕いだり。
時には自然の力に流されたり。
道路の横には、たくさんの花が咲いていました。
以前はただ、きれいだなあって思って見ていた花たち。
スイスに行って、撮影をする中で、本当にたくさんの花の絵を撮りました。
お客さんたちのために、その花々に名前のテロップを入れました。
忘れな草、ミオソティス・シルバティカ
春リンドウ、ゲンティアナ・ベルナ
さくらそう、プリムラ・ファリノサ
しらたま草、シレネ・ブルガリス
３０種類を超える高山植物たち。
名前を覚えるまでは、ただの名もない花々だったのが、名前を覚えることでそれぞれが個性をもって輝きだす。
名前って不思議だなあって思う。
カナダに帰って、今までは気にならなかった路傍の花々が私の目を捉える。
場所は遠く離れているのに、同じ花が咲いている。
場所が違えど、どこにも人が暮らしているように。

ヒメイトシャジン

キク科のシオン属
初めて見るような花もある。

インディアンペイントグラス

名前のわからない、ススキのような草。
今までも同じように、同じ場所に咲いていたはずなのに、最近やけに目を引く。
大学にいたときは(植物学専攻）ただの白い花、赤い花、青い花だったのになあ。
変わっていくのは、周りにある何かではなくて、自分の心の中なんですね。