和歌山では桜が満開だそうです。
日本にいたときは(沖縄は違ったけど)、当たり前に感じていた季節感。
雪が溶けて若葉が芽吹き、花が咲いて散り、緑から黄色や赤に色を変え、白い世界に戻る。
ここには雨季と乾季があるだけで、春が来たのを太陽の出ている時間で感じるだけ。
もうすぐ雨季が始まるから、少しまた変わるのかもしれないけれど。
離れて気づく色んなこと。
水の豊かさ、森の緑の美しさ、四季の移り変わり。
広島、長崎に続く、放射能の島、日本。
早く帰ったほうがいいのかと、今でもやっぱり考える。
小さくても何か力になれるのではないかと思う。
ここアカプルコでもAyudamos a Japon(日本を助けよう)とチャリティーライブが行われている。
離れていても出来ることがあるだろうか。
一人でもできることがあるだろうか。
毎日の生活の中で、いつも日本のことを考える。
次の世代の時代が来た。
大変な事故がきっかけになって、これから新しく出発する私の生まれた国に、たくさんの幸運が共にありますように。