引越し先

毎日毎日もくもくもくもくと勉強している間、まるで時間が止まっているかのように思えても、確実に時は流れているのでした。
船を貸してくれているおじいさんが、先週北の島に帰って行きました。イヌイットの人たちの住む島、バフィンアイランドへ。
そしてわたしにこんなに立派な船を貸してくれました。

船というよりは、海に浮かぶ家。

薪ストーブもあるのです。

風の強い夜は、ゆらゆらとまるで揺りかごの中にいるようで、海のうねりを感じながら眠るのです。