働く

見た目で勝手に漁師だと決めつけていた人たちは、スポーツフィッシングのキャプテンとクルーでした。
2m以上もあるセイルフィッシュが今はメインで、他にもドラド、カツオ、カジキマグロ等が釣れます。
仲良くなって、毎日のように乗せてもらっています。
なんとチップで少し稼いでいます。
昨日の収入、300ペソ。
十分暮らしていけてしまいます。
ちなみにメキシコの物価はこんな感じ。
水4L、10ペソ。
レタス1玉、5ペソ。
オレンジ1キロ、1.5ペソ。
道売りのパンが、1つ3ペソ。
トルティーヤ1キロ、12ペソ。
レストランだと、
コロナビール15ペソ。
マルガリータ35ペソ。
ウエイトレスなんかだと、一日10ドル(1ドルは11〜12ペソ)って聞いたから、かなりの高給取りです。
ちなみに仕事内容は・・・・・
5〜6時くらいから準備を始めます。
7時くらいに明るくなって、夜が明けて、キャプテンたちがやってきます。
船には、キャプテンとクルーが1人か2人。
クルーが1人の時に、見習いとして乗せてもらっています。
8時くらいにお客さんが来て出発。
トローリングで、湾の外をぐるぐると走ります。
たまには運転したり、仕掛けの準備や交換をしたり。
戻るのは2時くらい、日によって長かったり短かったり。
掃除をして、次のツアーはクルージング。
湾の中をぐるっと周って、小島のビーチに錨を下ろして休憩。
沈む夕日に向かって船を走らせる。
今日はクジラと、エイとマグロが飛ぶのを見ました。
最後はアカプルコ名物、クリフダイバー。
ライトアップされた中を、青いブーメランパンツをはいた若者たちがくるくると回りながら30メートルくらいの高さから次々と飛び込みます。
8〜9時くらいに帰ってきて、船の掃除して終わったら10時。
竹富のエビの養殖所で鍛えられたおかげで、朝はちゃんと起きられるようになりました。
なんでも経験しておくものです。
ってな感じで、波乗りにも行かず、毎日海に出ている間に年が明けてしまいました。
明けましておめでとうございます。
新しい年です。
どんな年になるでしょうか。
来年の今頃は、どこで何をしているんでしょうね。
いい年になりますように。
どこにいても、何をしていても、健康で楽しく暮らせますように。
幸せの一つは、周りの人が笑っていることだと最近思うようになりました。
というわけで今年の抱負。
周りを笑顔にできる人間になる。
先は長そうだけど、なんでも一歩一歩。
しばらく帰れそうにないけれど、今年もよろしくお願いいたします。