霊峰 玉置山

仕事がないからって、家でずっと本読んでるのもなーと出かけることにしました。
この辺りは、ちょっと歩けば霊場に当たる熊野の山の中。
その中でも1番好きな玉置神社のある玉置山。
この間神社行ったときに、もっと下の方からの遊歩道の入り口を見つけて気になっていたので行ってみることにします。
名もなき滝が連続する、玉置川の横を遡る。

この川はたまいがわと読む。でも玉置山はたまきやまだし、玉置神社はたまきじんじゃ。なんでか気になる。
どのくらい前に人が通ったのかわからないような、苔むした道を進むこと1時間半。

玉置山山頂への道しるべが出てすぐに、道がなくなる。

石垣の間の、道のような道でないような道を進んでみる。
と、目に入って来たのはなんと…
お墓。
一瞬止まって、
見えないところまですすっと後退。
しばし考える。
この山は神社の一部だから、裏にお墓があるのは当然といえば当然か。
でもなんだか朽ちていきつつある石垣の間に残されたお墓。
その横を通って先に進むのかどうなのか。

あっさりやーめた。ひきかえす。
で、おんなじ道帰るのもおもしろくないのでこれまた朽ち果てつつあるような作業道を進むことにする。
この辺りは動物の気配が濃い。
鹿がいる。こっちの鹿は、北海道のやつらに比べるとずいぶん警戒心が強くて、見つかるとすぐに逃げられる。
かもしかにも会った。5mくらいはなれた草藪の中から飛び出してきて猛ダッシュで逃げて行った。
どちらも写真には残らず。
撮れたのはこいつだけ。

帰りは途中から土砂降りの雨。くつもズボンもびしゃびしゃ。傘持って行った自分を褒める。
まあ、台風近付いているからな。
明日は仕事。
台風来ないといいんだけど。