島の生活

今日はイースター
ただいま厄介になっている家族の人たちに、島の案内をしてもらいました。
まずはRecycling Depotという場所に行きました。

なんと置いてあるもの全てただ。
だれでも、家にあるいらなくなったものを持ってきて、使えそうなものを持って帰る。
誰かの要らないものは、違う誰かの役に立つ。
夏のために、買わなきゃなあと思っていたサンダル、サーフパンツ、Tシャツ、みんな手に入りました。
誰のものだったかはわかりませんが、ありがとうございます。
ごみにするのではなくて、みんなで利用しあう。
ごみもほとんどを島の中でリサイクルして、島の外には出さないようにしているんだそうです。

色んなものが輸入されているこの時代に、100%とまではいかないまでも、島内で自給自足しようとしている。 
夜は、Pot Luckという、パーティーが近くの家でありました。
何かまつりごとがあるたびに、そこの家ではみんなのために家を開放するそうです。
他に過ごす人がいない人や、お祝いをするお金のない人、誰でも来てよくって、みんなが思い思いの食べ物や、飲み物を持ち寄って同じ時を過ごす。テーブルいっぱいにご馳走が並ぶ。
小さな島の暖かなお祝い。
小さな島のリサイクル。
なんだか忘れかけていたことを、思い出させてくれたような気がする。
何が大切なのか。
車の窓が割れたおかげで、出会えた人たち。
全て起こることには意味がある。
何が良くて、何が悪いのか。割れた窓を見るたびに、少し心が痛むけれど・・・。
いつか日本に帰ったら、Pot Luck Partyをしようと、心に誓った夜でした。
いつになるかわかりませんが、その際はぜひお立ち寄りください。
ちなみに今日は、車中にちらばったガラスの破片を掃除しました。
そこからともなく現れる、小さなガラスの欠片たち。
さて、こいつをどうして直してやろうかしら。