今年は2トンの保田ぼかしを作ります
まだまだ、朝は霜で真っ白な日も多いけれど、
少しずつ畑に緑が増えだした。
そろそろぼかし肥料を作る季節。
ここで作るのは、
農業大学校の研修で教えてもらった
「保田ぼかし」
米ぬか
油粕
魚粉
カキ殻石灰
を、絶妙のバランスで混ぜて、
乳酸菌で発酵させます。
今年畑に入れる予定の肥料は、
なんと
2トン!!
去年までは手で混ぜていたけどさすがに限界。
機械導入です。
発酵させるときに大切なのは水分量。
目安は、
軽く握って団子になって、
指でつつくと崩れる程度。
べたっと固まるほど入れると入れすぎです。
で、保田ぼかしは嫌気発酵。
嫌気発酵と言うのは、
発酵に酸素を使わないもの。
空気があると、カビが生えます。
なので袋に入れて、
これでもか!ってほどに空気を押し出します。
二つの袋。
中身はどっちも同じ10キロ。
このまま日のあたらない場所で、
冬場は1ヶ月、夏場は2週間、
置いておいたら出来上がり。
作ったときとは明らかに違う、
いいにおいがしてきます。
現在完成したぼかし、300キロ。
2000キロの道はまだまだ険しい・・・。